１　事故発生

４０代の主婦が、自動車の助手席に同乗して信号待ちで停車中、加害者運転の自動車に追突される交通事故の被害により、頚椎捻挫などの傷害を負いました。

２　相談・依頼のきっかけ

被害者は、頚椎捻挫後の頚部痛、頚部のはりの症状について、後遺障害１４級９号の認定を受け、保険会社から賠償額の提示があったところ、「提示額に納得できないので、弁護士に賠償請求を依頼したい」とのことで、ご相談・ご依頼いただきました。

３　当事務所の活動

当事務所の弁護士は、示談交渉によって、裁判基準での満額賠償を確保することが可能な事案であると判断しました。
そして、速やかに保険会社との示談交渉に着手しました。

４　当事務所が関与した結果

当事務所の弁護士は、保険会社に対し、裁判基準での満額賠償を要求しました。
これに対し、保険会社は、訴訟が提起されていないことなどを理由に、裁判基準からの減額を主張してきました。
当事務所の弁護士は、裁判基準からの減額に応じるつもりは一切なく、裁判基準の満額でなければ、直ちに訴訟を提起する旨を回答しました。
すると、保険会社は、当事務所の弁護士が要求した裁判基準の満額での賠償に応じるとの回答をし、示談が成立しました。
当事務所にご依頼前の保険会社の提示額が１６９万円に対し、ご依頼後の獲得額は３６８万円であり、１９９万円の増額を勝ち取りました。
主な損害項目については、下記のとおりです。

※いずれも、裁判基準の満額の賠償を獲得しました。

【獲得額に関するご注意】
解決事例のご紹介においては、獲得額（獲得合計額）を記載させていただいておりますが、保険会社から医療機関に対して直接支払われる治療費等を含めない金額となっております。
他の事務所のサイトでは、こうした治療費等についても獲得額に含めて、金額を大きく見せている例が散見されます。
しかし、こうした治療費等はお客様の手元に残るものではなく、サイトを閲覧する方に誤解を与えかねないという点で、不適切な表記であると考えております。
そこで、当事務所では、お客様の手元に支払われる金額を獲得額として記載させていただいております。

５　解決のポイント（所感）

当事務所の弁護士が介入したことにより、賠償金が保険会社の提示額から倍以上に増額となりました。
保険会社から賠償金の提示を受けたときには、安易に示談をしてしまうのではなく、まずは交通事故に強い弁護士にご相談いただくことが大切です。