平成26年8月2日と3日、NPO法人交通事故110番様による「第5回 法律家のための交通事故実務講座」が東京で開催され、弁護士・木村哲也が受講してきました。
テーマは、高次脳機能障害でした。
高次脳機能障害は、後遺障害の立証と損害賠償金の請求の両面で難解なものです。
そして、高次脳機能障害を負った被害者は、就労が困難になるなど、深刻な問題を抱えています。
適正な後遺障害等級認定と十分な損害賠償金を獲得し、真の被害者救済を実現するためには、高次脳機能障害に関する学習と研鑽が不可欠です。
2日間にわたる講座で、高次脳機能障害の概要、後遺障害等級認定のポイント、実際に後遺障害等級が認定された事例などを解説いただきました。
非常に内容の充実した講座であり、高次脳機能障害に関する理解がより一層深まりました。
当事務所では、高次脳機能障害のご依頼を複数抱えています。
今回の講座で学習したことを、高次脳機能障害を負った被害者の方々の救済にしっかりと役立てたいと思います。
(弁護士・木村哲也)