1 事故発生
70代の主婦が、横断歩道を歩行中に自動車に衝突される交通事故の被害に遭い、左脛骨高原骨折、左腓骨近位端骨折、左肋骨骨折などの傷害を負いました。
2 相談・依頼のきっかけ
左脛骨高原骨折後の左膝痛等で後遺障害12級13号の認定を受けたあと、保険会社から提示された賠償額についてご相談いただきました。
当事務所の弁護士が裁判基準よりもかなり低い金額であることをご説明させていただいたところ、適正な額の賠償を受けたいとのことで、ご依頼いただきました。
3 当事務所の活動
当事務所の弁護士は、裁判基準での満額を支払わせるためには、訴訟提起がベストであると判断し、速やかに裁判所に訴訟を提起しました。
4 当事務所が関与した結果
当事務所の弁護士による訴訟活動の結果、各損害項目について裁判基準への増額に成功しました(下記の表は、主な損害項目の増額結果です)。
保険会社の提示額522万円から728万円増額の1250万円を勝ち取ることができました。
損害項目 | 保険会社の提示額 | 訴訟による獲得額 |
---|---|---|
通院付添費 | 0円 | 20万円 |
休業損害 | 127万円 | 255万円 |
傷害慰謝料 | 140万円 | 265万円 |
後遺障害逸失利益 | 148万円 | 288万円 |
後遺障害慰謝料 | 93万円 | 290万円 |
調整金 | 0円 | 111万円 |
【獲得額に関するご注意】
解決事例のご紹介においては、獲得額(獲得合計額)を記載させていただいておりますが、保険会社から医療機関に対して直接支払われる治療費等を含めない金額となっております。
他の事務所のサイトでは、こうした治療費等についても獲得額に含めて、金額を大きく見せている例が散見されます。
しかし、こうした治療費等はお客様の手元に残るものではなく、サイトを閲覧する方に誤解を与えかねないという点で、不適切な表記であると考えております。
そこで、当事務所では、お客様の手元に支払われる金額を獲得額として記載させていただいております。
5 解決のポイント(所感)
各損害項目において、大幅な増額を獲得できました。
やはり多くのケースでは、訴訟を提起することが裁判基準での満額補償へのセオリーとなります。
6 お客様の声
弁護士の木村先生をはじめ、スタッフの皆様方にも大へん心良く対応させていただき、本当に有難とうございました。
丁寧で迅速な対応していただき感謝申し上げます。
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