高次脳機能障害で後遺障害２級１号の認定を受け、裁判で合計４０１０万円を獲得した事案

１　事故発生

７０代の女性が、被害車両を運転し、交差点を青信号で進行中、赤信号無視で交差点に進入してきた加害車両に衝突される自動車事故の被害に遭い、外傷性くも膜下出血、急性硬膜下血腫などの傷害を負いました。

２　相談・依頼のきっかけ

被害者のご家族は、事故から約１か月の時期に、当事務所にご相談に来られました。
当事務所の弁護士が今後の手続の流れなどをご説明したところ、今後の手続対応を任せたいとのことで、当事務所にご依頼いただくこととなりました。

３　当事務所の活動

当事務所の弁護士は、適正な後遺障害等級認定を得るために、被害者のご家族に対し、必要となる治療・検査などを助言させていただきました。
そして、当事務所の弁護士は、被害者が症状固定に至ると、診断書・検査結果などの資料一式を揃えて、被害者請求による後遺障害等級認定申請を行いました。
その結果、高次脳機能障害について、後遺障害２級１号が認定され、この時点で、後遺障害２級に対応する自賠責保険金２８１０万円を確保しました。
そして、当事務所の弁護士は、被害者のご家族と協議のうえで、最大限の賠償金額を獲得するために、損害賠償請求の訴訟を裁判所に提起しました。

４　当事務所が関与した結果

当事務所の弁護士が訴訟手続を進めていった結果、裁判基準の満額ベースによる和解額１２００万円での解決を勝ち取ることができました。
自賠責保険金２８１０万円と合わせて、合計４０１０万円の獲得となりました。

【獲得額に関するご注意】
解決事例のご紹介においては、獲得額（獲得合計額）を記載させていただいておりますが、保険会社から医療機関に対して直接支払われる治療費等を含めない金額となっております。
他の事務所のサイトでは、こうした治療費等についても獲得額に含めて、金額を大きく見せている例が散見されます。
しかし、こうした治療費等はお客様の手元に残るものではなく、サイトを閲覧する方に誤解を与えかねないという点で、不適切な表記であると考えております。
そこで、当事務所では、お客様の手元に支払われる金額を獲得金額として記載させていただいております。