1 事故発生

10代女性が父親運転の車に同乗中、雪道でスリップした対向車との衝突事故が発生し、頚部挫傷、背部挫傷、腰部挫傷、鼻骨骨折、左眼窩低骨折等の傷害を負いました。

2 相談・依頼のきっかけ

依頼者の父親は、以前にも別件で当事務所にご依頼いただいたことがあったことから、事故から間もなく当事務所にご相談・ご依頼いただきました。

3 当事務所の活動

まずは依頼者に治療に専念していただき、6か月ほど通院した時点で、骨折は無事に治っていましたが、頚部挫傷・背部挫傷・腰部挫傷について痛みが残りました。

そこで当事務所の弁護士は後遺障害等級認定の申請の手続きを行い、これにより頚部挫傷・背部挫傷・腰部挫傷について後遺障害併合14級の認定を受け、この時点で後遺障害14級に対応する自賠責保険金75万円を獲得しました。

そのうえで、加害者側の保険会社との示談交渉を行いました。

4 当事務所が関与した結果

当事務所が関与して示談交渉を行った結果、示談により、160万円の獲得に成功しました。
受領済みの自賠責保険金75万円と合わせると、合計235万円の獲得となります。

主な損害項目 獲得額
傷害慰謝料 115万円
後遺障害慰謝料 110万円

※学生であるため、休業損害および後遺障害逸失利益はありません。

【獲得額に関するご注意】
解決事例のご紹介においては、獲得額(獲得合計額)を記載させていただいておりますが、保険会社から医療機関に対して直接支払われる治療費等を含めない金額となっております。
他の事務所のサイトでは、こうした治療費等についても獲得額に含めて、金額を大きく見せている例が散見されます。
しかし、こうした治療費等はお客様の手元に残るものではなく、サイトを閲覧する方に誤解を与えかねないという点で、不適切な表記であると考えております。
そこで、当事務所では、お客様の手元に支払われる金額を獲得額として記載させていただいております。

5 解決のポイント(所感)

ありがたいことに、以前ご依頼いただいた方から、別件でご依頼いただくことも多いです。
これも、適正な結果の獲得や親身な対応の賜物と考えております。
今回も、結果に満足との感想を頂戴しました。