1 事故発生

青森市在住の会社員の女性が、自動車同士の衝突事故により、腰椎破裂骨折、右鎖骨骨折の傷害を負いました。

そして、腰椎破裂骨折による脊柱の変形障害で後遺障害11級7号、鎖骨骨折による肩関節の機能障害で後遺障害12級6号、以上を併合して併合10級の認定を受けました。

2 相談・依頼のきっかけ

保険会社から572万円の賠償額の提示があったところ、「金額が適正かどうか分からない」とのことで、ご相談いただきました。

当事務所の弁護士が保険会社の提示額を確認したところ、不当に低い金額が提示されており、弁護士介入により大幅な増額が見込まれることから、示談交渉の対応をご依頼いただくこととなりました。

3 当事務所の活動

当事務所の弁護士は、裁判基準による賠償額の獲得を目指し、保険会社との示談交渉を行いました。

4 当事務所が関与した結果

当事務所の弁護士による示談交渉の結果、2196万円を獲得することができました。
保険会社の提示からの増加額は1624万円であり、4倍近く増額させることに成功しました。

項目 保険会社の提示 当事務所介入後の結果
休業損害 28万円 69万円
傷害慰謝料 51万円 79万円
後遺障害逸失利益 229万円 1773万円
後遺障害慰謝料 323万円 550万円

※「当事務所介入後の結果」に記載の金額を合計すると2196万円を超えますが、10%の過失相殺があったため矛盾はありません。

【獲得額に関するご注意】
解決事例のご紹介においては、獲得額(獲得合計額)を記載させていただいておりますが、保険会社から医療機関に対して直接支払われる治療費等を含めない金額となっております。
他の事務所のサイトでは、こうした治療費等についても獲得額に含めて、金額を大きく見せている例が散見されます。
しかし、こうした治療費等はお客様の手元に残るものではなく、サイトを閲覧する方に誤解を与えかねないという点で、不適切な表記であると考えております。
そこで、当事務所では、お客様の手元に支払われる金額を獲得額として記載させていただいております。

5 解決のポイント(所感)

後遺障害が残る事案では、後遺障害逸失利益や後遺障害慰謝料において、保険会社の提示額と裁判基準による賠償額とに大きな開きがあることが多いです。

弁護士介入により賠償額の大幅な増額が期待できることが多いですので、保険会社の提示額を鵜呑みにせずに交通事故を得意とする弁護士にご相談いただくことをお勧めいたします。

6 お客様の声

とても寄りそって対応していただき、不安なく解決することができました。
依頼して本当に良かったです。

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