平成29年5月14日、八戸シティ法律事務所にて整骨院の先生方と交通事故の勉強会を開催しました。
八戸シティ法律事務所は、交通事故被害者の方が適正な救済を受けられるように、日々の業務に取り組んでおります。
その取り組みの一つとして、整骨院の先生方向けに勉強会を開催させていただいており、今回で3回目となります。
今回の勉強会では、後遺障害等級認定の手続を多数手掛けておられる、行政書士法人青森総合法務事務所の行政書士・皆川眞友子先生にもご講演いただき、「目に見えない後遺症・局部に神経症状を残すもの」というテーマでお話しいただきました。
八戸シティ法律事務所からは、弁護士・山口龍介が「施術費トラブルへの対策」というテーマで、お話しさせていただきました。
その講演においては、保険会社の圧力によって交通事故被害者の方々の施術を受ける権利が制限されてはならないとの観点から、保険会社による施術費の支払拒否や打ち切りへの対策を中心に、詳しく解説させていただきました。
八戸シティ法律事務所は、今後とも、整骨院の先生方、行政書士法人青森総合法務事務所の皆川先生との連携を深め、より一層充実したサポート体制を構築するとともに、交通事故被害者救済の輪を広げて参りたいと思います。
【講演内容】
第1講座 「目に見えない後遺症・局部に神経症状を残すもの」
講師 行政書士法人青森総合法務事務所 行政書士・皆川眞友子氏
1 事故発生から後遺障害認定まで
2 自賠責保険における後遺障害の定義
3 目に見えない後遺症
4 事前認定と被害者請求
5 14級と12級
6 骨折後の疼痛
第2講座 「施術費トラブルへの対策」
講師 八戸シティ法律事務所 弁護士・山口龍介
1 施術費が交通事故賠償として認められるための要件
2 交通事故賠償における整骨院と整形外科の関係
3 保険会社による施術費の打ち切りへの対策